tokiwaの日々

子供の学習や発達に関する考察とアイデアのまとめ帳

生き方の選択肢 仕事を見直した話2

土曜日、家族でいつもより遅めの朝ごはんを済ませたところです。

保育園児の娘がリビングにおもちゃを広げながら「ぱぱぱん、ぱっぱぱん♪」と親が知らない長編の行進曲みたいなのを歌っています。

保育園で教えてもらったのだろうか。

でも、4月も5月も登園できていないから、その間歌わなかったこんな長い歌を覚えていて突然歌いだすとも思えない。

適当っぽいのだけど、その歌に行進曲の気分みたいなものはそれなりにあってオリジナルかもしれません。

「やるなぁ」と思いながらだまって聞いています。

 

生き方の選択肢 仕事を見直した話1」は、直近の退職を決意したときの話でした。

その時点では、まだ次も会社員として働く気まんまんだったのです。

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「次の仕事」に当初求めたこと

仕事の質の面

仕事の質の面では、自身に求められる専門性やパフォーマンスに加え「経営者の精神性」みたいなものにとことんこだわって転職活動しよう、子供を預けて働くのだから、「そうしてまで働く」意味や価値に納得できる舞台を選ぼう、と強く思いました。

 働き方の面

働き方の面では、完全在宅勤務で、子供の体調不良のときには「私」がすぐに駆け付ける。

確実に休んで病院に連れていける。

定時で退勤して、ごはんを毎日作ってあげられる。

それが「何かあったときに後悔しない」ため、というよりは、その「何か」を極力発生させないために必要なことだと思いました。

 

わがままで偉そうかもしれないけど、転職活動(採用選考)では、私にも企業にも平等に「選ぶ自由」があるのだから、私が企業に価値を認めてもらえるなら何も不遜な考えではない、と勇気をもって整理しました。

「これまでうまくいかなかったのはなぜか」に向き合う

私は、何度か会社を転々としてきたのですが、在宅勤務ができる会社に勤めたこともありました。

当時の仕事は、要約すると「専門性の高い激務」でした。

「ママでも、やることさえやってくれれば正当に評価する」というスタンスで、夕方子供のお迎えのために退勤しても、寝かしつけのあと、夜中にフルタイムの同僚と同じだけのアウトプットを作っていたことで昇進もさせてくれました。

子どもが風邪を引けば、病児保育に預けるまでの段取り(預ける前に病院受診し、保育者さんに引継ぎをする)の間は、何も言わず遅刻を受け入れてくれました。

それで遅れたぶんは夜中に取り返していました。

子育てと両立しながらフルタイムと同じアウトプットを出す姿勢は当然上司や同僚からも評価してもらえ、信頼も得ていました。

ただ、まったく休めませんでした。睡眠時間が2~3時間の日がひと月以上続くこともありました。

そのうち、どんどん会社からの期待水準は高まり、私もそれに応えてもっと評価されたい気持ちが強くなり、仕事が子育ての時間を侵食し、夫に負担をかけるようになり、私は眠る時間がなくなりました。

そんなある日、業務予定に関する面談で、上司に「もっと頑張ってくれ」と言われた瞬間に突然冷や水を浴びせられた気持ちになりました。

猛スピードで渦巻く竜巻から、はじき出されたような気分でした。

 

ずっと、社会的に価値がある仕事をしたかった。それを、育児と両立したかった。

 

評価される仕事をしてきた。子供たちのお迎えにも毎日行っている。

でも、気づけば、自身は満足も納得もどこにもないくらいに疲弊して、他人からの期待値も、応えるのが難しいほど上がってきている。

「両立」はできていると言っていいのか、当時の私にはわからない状況でした。

両方やっていればそれで両立なのか。眠る時間がなくても、仕事ができて子供が育っていれば両立なのか。

それを決めるのは、本人と家族です。

私はこれをもはや両立と呼べませんでした。

 

私は、この会社を退職しました。

 

そして、同じスキルを使える「事業会社の管理部門」への転職を果たします。

短時間勤務が認められ、子供と触れ合える規則正しい生活が始まりますが、それと引き換えに「やることをやってくれれば時間と場所は自由」というわけにはいかなくなりました。

真面目に仕事をこなし、周囲の期待値はまたあっという間に上がっていきます。

昇進の打診とともに「仕事の責任を24時間負ってほしい、部下を厳しく管理していってほしい」というメッセージを受け取ります。

職業人としての違和感と、ワーキングマザーとしての大きな迷いを感じていたときに起こったコロナ騒動でした。

そして、ここでも退職の決断をします

 

「本人が納得できる価値の仕事をし、育児と両立させること」は、だれでも抱く単純で当たり前の願いだと思っていました。

これが「高望み」と評されるべきではないとも強く思っています。

でも、いつも、ここで躓いてきたのです。

次の仕事は会社員なのか?

私は、次の転職で「仕事の価値」と「両立が可能なワークスタイル」に改めて厳しい基準でこだわろうとしているけれど、これまでより難しい条件が、果たして現実的にかなうのか?

冷静になると、こんな仕事を見つけることが夢物語に思えてきました。

 

続きも書こうと思います。お付き合いいただけたら嬉しいです。

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