tokiwaの日々

子供の学習や発達に関する考察とアイデアのまとめ帳

小1息子をこっそり見守る話

こんにちは。本日もtokiwaです。

6月に入り小学校が始まってから半月がたちました。

我が家は、私が小1息子の登下校について行っていましたが、今日ついに「一人で帰ってくる宣言」が飛び出しました。

登下校の同伴有無は、家庭により考え方(もっと言うと「普通こうでしょ」と思うスタイル)が様々だと思います。自身の整理のためにもいろいろ記録しておきたいと思います。

一人歩き練習はかなり早くから始めた

我が家の息子はとにかくおっとり、ぼーっとしています。保育園時代から、女の子に巻き込まれるおままごとは不動の赤ちゃん役でした。そのため

「小学生になったら一人で歩かせないといけない」

この命題に対する我々両親の緊張感たるや半端ではなく、年長になると同時に、毎日の通園、公文の行き帰り、週末のお出かけ、すべての道程で「横断」と「駐車場の出入り」の安全確認を息子にさせるようになりました。

小学校の通学路も入学前3か月は毎週末歩かせるようにしました。

訓練期間は365日。十分長いように思えます。

ですが、成果は「これで安心」と思えるようには上がらなかったというのが正直な感想です。

  • 保育園からの父との帰路、道の反対側から歩いてくる私を見つけると飛び出しそうになって父に捕まえられる。
  • エンジンのかかった車が駐車場にいても、わき目も振らず目の前を横切っていく。

何度強く言い聞かせても、年度末の仕上がりはそんな感じでした。

そもそも一人で登下校させるのかで悩む

私も夫も、それぞれ地方のかなり田舎の出身です。子供時代、親に同伴されて登下校する子なんていませんでした。登校時には登校班があったし、下校時には一斉下校(最後には一人になりますが)が基本でした。そのため同伴の必要もなかったのです。

いっぽうで、大人になってから記憶をたどれば「あんな危ない歩き方をしていて、よく事故に遭わなかったな」と背筋が寒くなることも。親が見たら生きた心地がしなかったはずです。こういった経験があることは夫婦で合致しました。どこの大人も子供時代はそんなものなのか、我々夫婦がおっちょこちょいな組み合わせなだけかは定かではありませんが…。

我が家の学区では自由登校。しかも、交通量は私たちの実家のある田舎の比ではありません。「このなかを完全に一人で行かせるのか…」と頭を抱えましたが、よく見ると、割合としては多くありませんが、かなり年の大きい小学生も、お父さんやお母さんと一緒に通学路を行く姿が見られます。

交通事故以外にも物騒な事件も後を絶たない世の中です。ふと海外に目を転じれば「子供を一人で歩かせるのは日本くらい」などと言われ、まあでもその日本に住んでいるし、と迷う気持ちはありましたが、「これで大丈夫」と思えるまで、我が家は同伴しよう、と夫婦で決めました。そして仕事の関係で、実働部隊は私に。

行きは最後の交差点まで、帰りは先生とお別れするところまで

最初の数日こそ校門まで送り迎えしましたが、行きは最後の横断歩道を超えれば、ガードレールもあるし、校門で迎えてくれる先生方の目も届くし、特に危険はなさそうだとわかり、送るのはそこまでにしました。

すでに一人で登校してくる1年生ももちろんいます。お母さんと一緒のところを見られて恥ずかしい思いをしていないかなと心配し「お母さん、いつまでついて行こうか」と聞いたこともありますが「え、もう来ないの?」と聞き返され、「もういいよって言われるまで一緒に行こうか?」と提案すると嬉しそう。

帰宅は、当面は集団下校で先生やボランティアの方がついてくださいます。そのため、私は集団から離れるところまで迎えに行くようになりました。

「一人でおうちのドアを開けて入りたいの」

そういうわけで、迎えの姿をお友達にみられることも特段気にしていないのだろうと思っていたのですが、今朝こういう発言がありました。

「じゃあお母さんドア開けないで後ろで見ているから、開けてよ」

というと、そういうことではないと。「一人で歩いて帰ってきて、『ただいま』を言って『おかえり』と家族に迎えられて完成」ということのようなのです。

「ドアを開けるのは在宅している夫に任せて、どこかの物陰からこっそり見守ろうかな…」と怪しいことを思いつつ、近所の工事現場の前を通る時の注意点を再度確認し、学校まで送り届けました。

それからふと気が付いたのです。いつも私が迎えに行って立って待っている角から、我が家のベランダが見えていることに。

ベランダからじっと見る

結局、今日は外に出ずに、下校予定の時間にベランダに出て、道を眺めていました。すると、見たことのない女の子のお友達と楽しそうにお話しながら、驚くほどの速さで、スタスタ歩いてくる息子。ランドセルが大きい。しかし歩くの速い。最後の角で手を振って別れました。そしてマンションに駆け込んできました。

なんだかじーんときました。

ほどなくして我が家のインターホンが鳴り、顔をキラキラ輝かせた息子にようやく会うことができました。

 

明日もベランダに出ると思いますが、ベランダから見ていることは内緒です。上を見ず、周りをよく見て気を付けて歩いてもらいたいです。